お花見する時間もなく、あっという間にもうすぐ「やわちき」の本番です。
ほぼ毎日の稽古でブログを書く時間も無いこの現状。
ただいま役作りで空回り真っ只中な団長です!
塾食べの公演が終わった後、ようやく演出がやわちきの練習に戻って来たとき、真っ先に言われたのは「今まで何してたの?」です。
当然何もしていなかったわけではありません。
それなりに自分達なりに頑張っているつもりでした。
察しの良い人ならもうお気付きでしょう。
「今まで何してたの?」と言われた原因は「それなりに」頑張っている「つもり」だっただけだからです。
でもそれをなかなか認めたくない部分もあって、多くのメインキャストは「役者が揃わない」せいで「練習ができていない」せいにしていたと思います。
私もそのうちの1人です。
そこで演出は皆の意識改革から始めました。
「代役でもちゃんとやる」
そうすることでメインキャストは言い訳できなくなりますからね。
でもやわちきの稽古に入ってからは演出はずっとイライラしていて、それが原因で萎縮してしまったり、笑顔が見られない役者もいました。
私は私で認めてもらえない事にイライラしたり…。
でも、ここ最近ちゃんと演出と話し合う時間が合って、本番が近い事や元団員だった仲間達が十夢を想い、叱咤激励してくれたこともあり、かなり遅れてですが、ちゃんと今の自分を見直す事ができました。
本番直前にしてまだ思うようにいかず、空回りし続けていますが、毎回必ず目的を持って稽古に臨むようにしています。
あっちをやればこっちが疎かになり、こっちをやればあっちが上手くいかない…。
本当に不器用な自分に嫌気が差すと同時に、今までの稽古でやはりどこかしら手抜きをしていたんだと反省しきりです。
慣れほど怖いものはないですね。良い意味で慣れていく分には当然良いのですが、役者として油断してしまう慣れはよろしくありません。
でもこんな直近でも気付けるものがあった。
だから私は足掻きます!本番直前まで足掻きます!
今回は下手っぴな公演になってしまうかもしれなくても、とにかく「十夢らしさ」だけは魅せたい!!
「十夢らしさ」だけは失いたくない!!
「一生懸命やる」
「伝わる芝居をする」
簡単そうですが、ちょっとの油断で壊れてしまう儚いものです。
他の団員もどこまで意識してやれるか。
決して1人ではない。
時々発言してしまう親ばか発言ですが、十夢の団員は今回の芝居のテーマともいえる「いい人」たちの集まりです。
それを忘れないで皆に今回のお芝居をして欲しいなぁ(^^)
一緒に頑張ってくれている仲間のため、今回で卒業する仲間のため、エールをくれる元団員のため、そして何よりも時間を作って公演を観に来てくださるお客様のため!
十夢魂をお魅せできるよう、全員で助け合って最後まで諦めません!!
是非、観に来てくださいね(*^^*)