団長は○○である!(仮)

千葉で活動している「劇団十夢」の団長のブログです。よろしくお願い致します。
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和泉さんの役作り ーその◆
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    ここにきて風邪(?)などひいてしまいました(>_<)
    咳が止まらず、声枯れまくりの団長です!
    一週間後の8月18日(日)に華ちゃん演出の身内公演があるので、早く治さねば(>_<)

    今回は前回の続きで、和泉さんの役作りについてお話していきたいと思います(^^)

    和泉さんを演じるにあたって一番難しかったのが「優人問題」。お話の中には何度も登場してくるのですが、舞台上で絡む事は一切ありません。優人はもう亡くなっているのです。優人は守さんと和泉さんの子供です。私も、守さん演じるうるっしーも子供がいません。子供に対する愛情がどれほどのものか分からない私たちが、想像の中だけでどこまでやれるのかとても心配でした。

    でも最初の頃は相方のうるっしーも私も変に相方慣れしていて、ちょっとコミュニケーションの取り方が雑になっていました。結局それは演技にも反映してしまいます。それを感じた私は不満に思い、2人で話す機会があったときにその不満をぶち撒けました。今思うとかなりきつい言い方だったと思いますが、そこから彼は変わっていきました。

    その後、役作りの一環として子供の名前は自分たちで決めたり(ちゃんと姓名判断までして決めたんですよ♪)子供の性格を考えたり、イメージ画像を探したり。
    なので最初の頃はそれなりに感情も作れて、優人の話をするシーンでは無理せず涙が出てきたりしていました。

    ところが・・・ある日感情がプツンと途切れてしまったのです。あ、この感覚嫌だなぁ。前にもどこかであったなぁって思っていたのですが、間違いなくありました。「月光」の時に衣伏さんをやった時の感覚です。過去のブログを読んで確信しました。

    http://dancho.tomu.tv/?page=1&month=201708

    当然のことながら、和泉さんをやるにあたって優人問題だけに取り組めばいいわけではありません。総合的に和泉さんの役作りをしていかなければ、結局優人問題も解決しないのです。

    私は今回の役、中途半端な気持ちではやれないなぁと思っていたのですが、中途半端な気持ちでやりたくないと思っていた衣伏さんの時と同じように、役作りの配分を5:5もしくは6:4でやることを目標にやっていました。
             
    でも多分、恐らくそれが途中から感情がプツンと途切れた原因の一つかもしれません。
    その間にも他の役者は続々とレベルを上げていきます。人の役と自分は違うと分かってはいても、周囲のレベルアップはやはり滞っている私にとっては焦るばかり。
    焦りに焦っている姿はさすがに相方にも伝わり、稽古後の練習には掛け合い以外にも優人の事を一緒に沢山考えてくれました。

    そしてとうとう普通ではあり得ない練習方法に変えました。今までの経験が通用しなくて、たくさんイメージしてもダメなら「もう、これしかない!!」という苦肉の策に出ました(^^;)
    当然優人の父親を演じなければならなかった相方を巻き込まなければ意味がありません。
    でもホント、普通の人が聞いたら引くか、頭大丈夫か確認されそうな内容でしたが、うるっしーも優人問題はかなり感じていたようで、私の提案した狂った策にすぐに乗っかってくれました(笑)
    とはいえ、これが絶対的な効力を発揮する保証はなかったし、この策を上手く活用できなければ意味がありませんでした。
    具体的にどんな策かは話せなくて申し訳ないのですが、最初はやはり上手く活用できず、でも他の場面での役作りが本格化するにつれ、その策の効果も私の中ではどんどん活きてきました。

    そして同時進行で常に和泉さんとの対話も忘れない。割合の調整は難しいですが、衣伏さんの時にやったことが少しは活かされたようです。

    そして何故か蛭田役のあっさんが、ちょっとしたサプライズで私たちの優人問題の助けをしてくれました(笑)
    あっさんは結構サプライズ好き。というか、人が喜ぶことをするのが好きなんでしょうね(^^)


    めちゃくちゃ長くなりましたが、結果、一番恐れていて、一番苦労して、一番時間の掛かった優人問題は、なんとか本番までには形にできたと思います。


    本番が終わり、和泉さんをやり切れたかと問われれば、レベル的に言ってしまえば「数年後ならもっとやれるかもしれない」と思いはしますが、今の私にできる範囲でなら「やり切った」と言えますし、後悔していないかと問われれば「後悔していない」と胸を張って答えることができます。

    和泉さんという役はとにかく難しい役でしたが、役者として、また一歩前進させてくれた役であったと思います。

    今後しばらくは難しい役からは外れるので、この気持ちを忘れず、また難しい役が来た時には逃げずにチャレンジしていきたいな(*^^*)

     

    初めてのチャリティー公演、無事終了です!

    作品の事 | 02:23 | author 団長 | comments(0) | - |
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