団長は○○である!(仮)

千葉で活動している「劇団十夢」の団長のブログです。よろしくお願い致します。
ありがとうございました!
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    こんにちは団長です!


    「この手が届きそうな青空の下で」無事終演致しました!

     

    ご来場頂きましたお客様、

    応援してくださった多くの皆様、

    そしてご協力頂きました沢山の皆様、

    本当にありがとうございましたm(_ _)m

     

    本番直前まで雨続きの毎日でしたが、なんとか雨になることなく本番を迎える事ができました!

    雨男のあまちゃんと、雨女のめぐみちゃんがいたにもかかわらず、なんとか曇り空で済んだのは、晴れ男の福団長のたし君パワーのお陰でしょう(^^)


    今回チャレンジという事で、お客様の声も様々でしたが、頂いたアンケートを元に次に活かしていきたいと思います。

    今回スタッフだった私からすると、ゲネよりも本番の出来の方が明らかに良かった!


    あるトラブルもあったのは確かですが、役者陣も結構満足できたようです。

    若干満足できなかった役者もいるのですが、それは今回本人が「役者としての責任」を学ぶ事ができた大きな収穫です!
    今までその子は本番が終わってもそこまで責任を感じる事は無かったので、今回落ち込んでいる本人を見て、私は逆に嬉しく思っています。

    この感覚を忘れなければ次の役でも更なる成長が見られるでしょう。
    本人もそうですが、観に来てくださるお客様にも「あ、あの子上手くなったなぁ」と思ってもらえると思います。
    私はその日が来るのを楽しみにしています(*^^*)

    素人集団の役者が上手くなっていく過程も、観に来てくださるお客様の楽しみの1つになればいいなぁー。


    次回公演まだ未確定な部分がありますが、もう既に次に向けて始動しております!
    次回公演も是非お楽しみに♪

    取り急ぎお礼のご挨拶まで・・・!

     

     

    団長の独り言 | 14:19 | author 団長 | comments(0) | - |
    約束と達成感と虚無感
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      さて、いよいよ20日の日曜日に宮本公民館にて、青空チームの公演があります!
      ずっと雨続きだけど、タイトルのイメージ通り晴れるといいなぁ(^^;)
      団長です!

       

      さてさて、青空チームの公演までは青空チームとは稽古が別な為、稽古の様子が分からないので、その間は月光について語れる事をと思っていましたが、本番が近付いてきましたのでいよいよ月光の思い出話も今回で最後でございます。
      一気にまとめて書きますので、長くなるかもしれません(^^;)
      そして基本的には自分自身の話になります(;^_^A

       

      「月光」を上演する事が決まった時にメインキャストだけで決起会を開いた際、いわく付き台本である事の説明をした他、「いついつまでに台詞を覚えよう!」とか積極的な話合いができた決起会でした。
      そしてこの時同時に、何故この話になったかまでは覚えていないのですが、相手役のうるっしーには「本番までに私を越える漢になってね」とお願いしました。
      きっと私が衣伏をやる上での理想を押し付けたんだと思います(笑)

      うるっしーは一瞬ひるみましたが、すぐに「分かりました!」と言い直してくれました( ´艸`)

      そしてこんな無茶振りをちゃんと覚えていてくれた彼は、本人もブログで語っていましたが、12月の公演までに私と「肩並べ」まで成長してくれました。本当にありがたかったです。

      それなのに、無謀とも思える役作りに挑戦した私は、12月の公演では「衣伏」になる事ができませんでした。
      芝居中どうしても役になれずに、結果、私がしたことは「今の私に出来ることをやり切る事」だけでした。
      周りの方からは「安定感」があったと褒めて頂きましたが、一番言われたくなかった結果に終わってしまったのです。
      もし私が主役だったならばきっとその感想は大喜びでした。


      私は主役に必要なものは安定感だと思っているからです。


      でも私は安定感よりも「衣伏」を舞台に存在させてあげたかった。
      長いこと役者をやっていたくせに、今までに思った事のない願望でした。

      12月の公演が終わった後の私は、衣伏になれなかった悔しさと哀しさと相方への申し訳なさで暫く苦しみました。

       

      そんな後悔の念でいっぱいだった私に再演というチャンス到来。
      でも実はそんな簡単に喜べるものではありませんでした。
      再演に当たっては以前ブログで書いた通りかなり悩みました。
      そしてそれとは別に、私自身、また衣伏になれなかったらどうしようという怖さの方が勝っていたのです。
      そして再演が決まった際に私が心の中に決めていたこと。


      それはもし再演でも後悔したら


      「役者を辞める」こと。


      ・・・そこまで追い込まれていたのです。

      そしてそれは演出との約束でもありました。
      私一人が思っていただけなら逃げる事はできたかもしれません。
      もちろん演出にも嘘を付けば済む話かもしれません。
      でも演出にはすぐにバレるだろうし、私自身、自分に嘘を付いてまで役者を継続できるとは思っていませんでした。
      そしてこれは相方にも話しました。
      別に相手にまで負担を与えようと思って話した訳ではありませんよ。一応、念の為(笑)

       

      ・・・う〜ん・・・でももしかしたらこの頃からかな?彼の紅葉に対する役の接し方が、12月の頃よりも更に変わったのって。
      いや、12月には感じられなかった男らしさを感じるようになってきたのですよ(*^^*)不思議と。

      12月にあまり見てもらえなかった私達に対して、演出はその分4月の公演に向けて私達に沢山演出してくれました。
      私の後悔と覚悟を知っていたので尚更かも。
      でもやっぱり演出に付けてもらうと違いますね。
      難しい事を言われて凹む時も多々あったけど、必死に喰らい付いていきました。
      しかも本番当日までヽ(´▽`)/

       

      でも実は12月の公演の後、衣伏さんになりたくても暫くの間衣伏さんは眠りについていて、無感情の状態で稽古をしている時期がありました。
      すっごく怖かったですよ〜(笑)
      私もう本当に役者やれないんじゃないかと、ずっと怯えていました。

      でも逆にこの期間があった事が、私には結果的に良かったようです。
      衣伏さんが眠りから覚めた頃から「役者の私」と「役」が上手く共存できるようになりました。
      もちろん暫くは不安定でしたが。

       

      そして4月の公演。
      どうしてもスタッフを兼ねなければならず、本番前に疲労してしまう私に、役に集中できるよう、演出は充分休息を取れるよう配慮してくれました。

      演出もいつもスタッフを兼ねて本番直前まで大変です。
      20日の公演では主役の相方を務める重要な役ですので、後悔しないよう少しでも負担を減らせたらと思っていますが、こちらの思惑など気にもせず、本人が必要以上に頑張ってしまうので厄介です(-_-;)

       

      脱線したので、4月の月光本番直前に戻ります(;^_^A
      もう幕も降り、掛け声も終わり、後は各自本番に備える為の時間、私は12月の公演で果たせなかった、影を含めたキャスト全員と、可能な限りのスタッフに、一言ずつ添えながらハグして周りました。

      緊張している人や不安そうな人には安心させたり勇気付けながら、アドバイスが必要な人には助言を添えて、メインキャストとは頑張りましょうと励まし合い、最後に相方には何を告げようかと悩みましたが、悩む必要はありませんでした。

      何故ならハグした瞬間、私は何も言っていないのに「大丈夫ですよ」って何度も力強く言われたのです。
      普通なら「何が?」となるんだろうけど(笑)
      相方として「本当の」コミュニケーションを取ってきましたから、その言葉の意味する事が私にはとても大きく、私に勇気と安心感を与えてくれました。
      この時、本人は全く意識していなかったでしょうが、私にとってはこの瞬間、私との約束「私を越える漢になる」を果たしてくれたと感じました。

       

      それは衣伏をやる上でとても重要な事だったのです。
      おかげさまで、私は衣伏さんを舞台に存在させてあげる事ができたと思っていますし、2人だけで立てていた目標もクリア!
      そして何より、私は役者を辞める必要がなくなりました!!

      精神的にとても充実した公演となった4月の月光。
      全体的なバランスは微妙だったかもですが、主役でない私は役者としての役割を全うできたので後悔していません。大きな達成感です!!

       

      ただ・・・公演後の副作用は大きく、もう衣伏さんになれない寂しさで、暫くは虚無感が続き、せっかく役者生命が繋ぎとめられたのに、もう役者やれなかったとしても良いかも・・・って思ってしまったり・・・。
      団長という立場がなかったら劇団すら続けられてなかったかも(^^;)
      それは相方も感じていたようで、暫くは「紅葉ロスです」って、言ってました。

       

      流石に今ではすっかり復活しましたが、復活するまでにかなり苦労しましたねぇ。それだけ充実していたのだと思います。

      本当に「衣伏」がやれて良かった
      (*˘︶˘*).。.:*♡


      もちろんこれは私を取り巻く皆さんのお陰です!!

      長々と月光ネタを引っ張ってきましたが、今回でもう最後です。
      たまにどこかでチラッとは出てくるかもしれませんが(笑)

       

      次なる公演に向けて、ただいま皆で頑張っています!!
      その前に8月20日(日)に千葉県船橋市にある宮本公民館にて青空チームによる公演があります!
      私もスタッフとして頑張りますので、是非お時間のある方は観に来てください♪

       

       

       

      ****************************************************
      劇団十夢 第14回公演『この手が届きそうな青空の下で』
      2017年8月20日(日)
      開場/15:30〜 開演/16:00〜
      無料公演(全席自由)
      <船橋市宮本公民館講堂>
      〒273-0003 千葉県船橋市宮本6-18-1
      JR線船橋駅及び京成線船橋駅から徒歩約15分
      京成線大神宮下駅から徒歩7分

       

      劇団十夢の第14回公演。
      暑い夏を吹き飛ばすどころか益々暑くなるような、王道のラブコメ(?)に挑戦します。
      とはいえ、十夢なので普通になるはずもなく・・・。
      ドタバタしますが、2時間がアッという間に過ぎるようなお芝居です。
      無料ですので、どなた様もお気軽にご来場下さい!
      恋人・友達・ご家族と、夏休みの思い出を一つ増やしませんか?

       

      [あらすじ]
      私は何処にでもいるごくごく普通の人です。
      人付き合いは得意じゃないけど友達がいないわけじゃありません。
      ダンサーになってニューヨークで踊るという夢があり、今スクールに通っています。
      生活するためにバイトして、
      3日に一度コンビニでちょっと高いデザートを買うのがご褒美な、
      どこにでもいるごくごく普通の人。
      それなのにどうしてこんな事になってしまったのか・・・。
      その日は1日ツイてなかったんです。
      朝から雨が降っていて憂鬱だし。
      お気に入りの傘が風にあおられて折れちゃうし。
      ご褒美のコンビニデザートは売り切れてるし・・・。
      「嫌な事は踊って忘れよう」とびしょ濡れになりながら
      スクールに移動している途中でした。
      最近テレビをにぎわせているニュースがありました。
      殺人事件なのですが、巷ではその話題でもちきり。
      だから彼が私の前に現れた時、私は殺されるんだって思いました。
      でも彼は殺人犯などではなく犯人は別にいて・・・。
      とにかく、
      彼との出会いは雨が降っていて憂鬱で、
      お気に入りの傘が壊れてしまった上に、
      ご褒美のデザートが売り切れていた、
      ・・・いわゆる最悪な日の事でした。

       

       

      -CAST-
      林望
      近藤広充
      古屋めぐみ
      大澤星夏
      青木華
      伊藤大輝
      尼子亮平
      村上有紀
      浦江審太郎
      藤原辰史

       

      Phone:080-7859-9316
      Web:http://tomu.tv/
      Mail:info@tomu.tv
      Twitter:@gekidan_tomu

      団長の独り言 | 08:41 | author 団長 | comments(0) | - |
      青空チーム通し稽古
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        こんにちは!続投です!団長です。

         

        本当は青空チームの公演が終わるまでは「月光」のブログを書き続けるつもりでしたが、今回だけ特別に、青空チームの様子をお伝えしたいと思います!
        あ、でも、今だからこそ話せる月光ネタもまだ書きますので、飽きずに読んで頂けたら幸いです(^^)

         

        さて、青空チームの本番がいよいよ残り2週間となりました。
        皆さん役作りや準備で忙しく、なかなかブログを書けないようなので、他のチームで練習中(柏の演劇祭に参加する台本と次回公演の台本を練習中)の私から見た通しの感想をお伝えしたいと思います。

         

        チームが別れているので、当然の事ながら通しは初見となります。
        いつもは皆の終礼を聞くことによって練習の進行具合を把握しているのですが、最初の頃は演出の新しい試みに右往左往していたメンバーも、最近では楽しくなってきているようで、期待値もかなり上がっていました。
        何より演出の手応え感が、月光の時に比べてかなり大きい(笑)
        別に演出からそう聞いたわけではありませんが、そんな雰囲気がダダ漏れています。
        きっと今回主役の望ちゃんが演出の無茶振りに必死に食らいついてきているのでしょう。
        それに乗じて皆も頑張っているといった感じでしょうか。
        波はありますが、皆生き生きしています。

         

        そんな通しを見るのは、青空チーム以外のメンバーはかなり楽しみだったと思います。
        ただ、まだ本番までは日があるので、例え新人さんでも「良いものは良い」。「ダメなものはダメ」とアンケートにちゃんと書くように言っておいたところ、皆それを守ってくれました(^^)

         

        仲間の事を想うなら、そして十夢の事を想うなら、やっぱり正直に書くべきだと思うのです。
        その感想を元にまだまだ修正は可能ですからね。
        私もアンケートに色々書きましたが、十夢の公演としては今までにないタイプの仕上がりとなっています。
        まさにチャレンジ作品です!

         

        主役の望ちゃんと演出はダンスシーンがあって大変そうですが、完成度は高く、何より伸び伸びと楽しそうにダンスを踊っていた望ちゃんはとても綺麗でした(//∇//)

         

        めぐみちゃん筆頭にちょっとお馬鹿だけどカッコイイメンバーに、せいかちゃんと、今回本当の意味で初舞台のたいちゃんとはなちゃんがいます。
        この4人。かなり高い頻度でコミュニケーションを取ってきました。
        私個人的にはショートコントの完成度は好きでしたが、意外にもアンケートの結果は良し悪しが半々に別れてしまいました。
        お笑いって本当に難しい…。でもあのネタを精査すれば、絶対に面白いので、引かずに自信を持って頑張って欲しいです。
        昔のめぐみちゃんを知っている人は、リーダーのめぐみちゃんの一皮剥けた姿を見るのも今回の公演の楽しみかもしれませんよ♪
        初舞台のたいちゃんはそんなにメインの役でも無い割にはかなり目立つ存在かもしれません。
        直して欲しいところも幾つかありましたが、あんなにコロコロ変わる演技ができるのは凄いなって思いました。当劇団の期待の新人です!

         

        せいかちゃんは途中から青空チームに参戦したのもあり、当初は自分の役を好きに慣れずにとても悩んでいました。
        でも、考え方を変えてからは表情も明るくなり、役作りも良い感じに力を抜いて頑張っているようです。
        通しでは多少苦手部分があるようにも感じられましたが、その部分さえ克服できれば、後は思いっ切りやってくれれば私は彼女のキャラは好きです(*^^*)
        そして、せいかちゃんと相方のはなちゃん。彼女も、ある意味今回が初舞台です。
        いつも明るく皆のムードメーカーですが、芝居では苦労しているようですね(笑)
        でも通しを見た時にはすべてを思いっ切りやってくれていました。
        とにかく一生懸命やってくれている事が何よりも頼もしい!
        実はせいかちゃんとはなちゃん、2人が息を合わせなきゃいけないシーンが幾つかあるのですが、これって実は結構大変なんです。
        場合によってはお客様からのアンケートでどっちがどっちだか分からないって書かれるかもしれません。
        でもそれは個性が無いのではなく、2人がちゃんと息を合わせたからの結果だと、頑張って練習した自分たちを褒めてあげて欲しいです(^^)

         

        そして、ゆきちゃん・あまちゃんペア。ミスった時に引かなければ、本当にゆきちゃんは面白いしカッコ良く決めてくれるし可愛いし♡独特な演技力のある凄い役者さんだと思います。
        とにかく自信を持って「やりきる」ことが彼女の課題でしょう。
        それができれば一番目立つ存在になるかもしれません。
        あまちゃんは…月光に比べてかなりイキイキ演じてますね(笑)かなり難しい役ではありますが、本人が変にこ難しく考えなければ普通にやれちゃうキャラです。面白いです。
        変に真面目な所がもったいない…。
        はじけてしまえ!あまちゃん!普段のあまちゃんでやるんだ!!

         

        そして我が劇団の福団長!たし君!
        いや〜、役柄がそうからなのかもしれませんが、カッコイイですよ。
        たし君ファンはまた惚れてしまうかも。
        問題は体力ですが(笑)殺陣でヘトヘトにならないようにちゃんと栄養取ってキレッキレの殺陣をやって欲しいです♪

         

        そして最近役者として急上昇中のしんちゃん!!
        滑舌の悪さはどうにも中々直らないので、せめて大切な台詞だけは何百回と繰り返し練習して欲しいです。
        そうじゃないと凄くもったいないのです!
        感情を出すシーンが上手になってきたからこそ基本的な部分も頑張って欲しいのです。本番まで、まだまだ時間があるからね!
        しんちゃんのシーンでは号泣までとはいかなくても泣けてしまうお客様も多いかもしれません(^^)楽しみにしていてくださいね!

         

        なんだか読み直してみると親ばか発言ですが、どんなに今までと違い、チャレンジだとは言っても、今回も笑いあり、涙ありのお芝居です!
        是非笑って泣きに来てください(^-^)/

         

         

        練習の事 | 22:17 | author 団長 | comments(0) | - |
        衣伏の役作り(月光)
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          こんにちは。夏なのにたまに涼しい日もあって体調管理が大変ですね。団長です。

           

          さて月光について今だから話せる事第2弾でございます。

          今回は完全に私個人の事になってしまいますので、あらかじめご了承くださいませ(^^;)

           

          前回お話したように、月光の作品は過去何度か公演を試みたものの何度か中止になっている作品です。
          私は「衣伏」の役に興味があり、過去中止になった時の配役はすべて「衣伏」。そして皮肉にも初めて公演できた時の配役は「姫」でした。

           

          もちろん姫は姫で信念を持ったかっこよさがあったので好きでした。
          でも簡単にできそうで実はかなり難しい役「衣伏」はどうしても元台本のままいつかやりたかった。

           

          そして過去とだいぶ団員が入れ替わり「月光をやりたい」と声が上がった時には、今度こそ衣伏をやりたかった。
          そしてそのチャンスが現実のものとなり、また公演が中止になるんじゃないかと常に不安と戦いながら稽古を重ねてきました。

           

          でも現実は厳しいもので、半年間は演出が他の作品の演出や出演で、月光を見てもらう事ができませんでした。つまりその間は私が代わりにベースを作らなければならなかった為、自分の稽古は皆無。
          途中、相方のうるっしーは他の作品出演の為一時月光を脱退。メインキャスト以外のキャストの入れ替わりも激しく、その度そちらを優先。

           

          自分の役作りがまともにできずに半年が過ぎてしまいました。

           

          ようやく演出が月光を見てくれるようになってからも、作りが甘いという評価で作りなおし。
          殺陣も沢山ある為、どうしても私のシーンは後回しになりがちでした。

           

          まともに稽古ができるようになったのは本番1か月ぐらい前。この頃は相方のうるっしーがまだ私にかなり遠慮して芝居をしていた頃でした。
          そんな彼に「遠慮しないでガンガンきて!」とかなり無神経な発言をしてしまったことを今でもハッキリ覚えています。
          でも家に帰って
          ’’何故2人に距離ができてしまうのか’’
          を冷静に考えたら、大きな原因が自分にある事に気付きました。

           

          もう、恥ずかしいやら情けないやら…涙が止まりませんでした。

           

          次の稽古日の帰りにきちんと謝り、お互いちゃんと話す機会を設けました。
          長年芝居をしているのにもかかわらず、恥ずかしながら正しいコミュニケーションを取ってこなかったのです。
          本番間近ではありましたが、うるっしーとのコミュニケーション作りは「衣伏」の役作りにも私の役者としての成長にも大きく影響しました。


          そして「衣伏」をやるなら、どうしてもやってみたかったある役作りに挑戦。

           

          役者さんってだいたいがその「役」に近付く(なりきる)か、その「役」を自分に近付けて「自分」が主体となるか、どちらかで演じる人が多いと思うんですね。
          私はどちらかというと後者で、私の役作りはいつも2〜3割「役」のバックボーンを活かして7〜8割自分で演じるというスタンスでした。

           

          でも「衣伏」という役は、そんなに簡単に演じられるものでは無いとずっと思っていましたし、どちらかというと「衣伏」をちゃんと存在させてあげたかった。

           

          だから私の今回の目標は5:5だったのです!
          これがまたこんなに大変な事だとは思いませんでした(^^;)
          5:5が目標なだけで、実際は4:6で役に自分を持っていかれる時もありましたからね。

           

          そうすると何が起きるか…はい。当然のように情緒不安定になります。
          役者の自分が一番怖かったのは、稽古中に感情が「無」になってしまう瞬間でした。
          これって、役者やってる者としてはかなりの恐怖なんですよ(^^;)
          何故「無」になってしまうのかは分からないのですが、初めての試みでしたし、慣れない状況に感情がパンクしてしまったのかもしれませんね。

           

          こんな事、公演終わってからじゃないと「余計な事すんな!!」と演出に怒られそうで話せません(笑)
          今だからこそ話せるネタです!

          でも私は、最終的にはこの目標が達成できて本当に満足しています。
          「衣伏さん」をちゃんと存在させてあげることができたのが私は凄く嬉しいのです。
          かなり苦しみましたが、今までの私は、そんなつもりがなくても役者として楽をしていたのだと思います。

           

          これを期に、これからも役者としてどんどん成長していきたいです(//∇//)

           

           

          作品の事 | 01:04 | author 団長 | comments(0) | - |
          曰く付き台本(月光)
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            今だからこそ話せる「月光を継ぐもの」第一弾をお話したいと思います(そんなに無いけど…)!
            団長です!

             

            今回は台本その物について。
            実はこの台本、十夢の間では曰く付きとして取り扱われている要注意な台本でした。

             

            何故かと言うと、過去に何度も月光を公演しようとしたのですが、その都度メインキャストに付いた人が本人または身内が体調を崩し、十夢を退団していってしまう恐ろしい台本だったのです。
            なので実はこの作品、過去に何度かやろうとしたのですが、その都度中止に追い込まれていた作品なのです。
            もちろん他の台本でも他の理由で退団していった人は沢山いますが、何故か月光の場合は病気が理由でやめてしまう人が多いのです。

             

            しかもメインキャストばかり(゚o゚;

             

            過去に一度月光をやった時は台本の半分は違う形に変えられていたので、本来の物語とは少し違うものになっていました。
            その時ですら主役の男の子がある病気にかかり、やっぱり無理なのかなぁと思いましたし、本人も月光の恐ろしさを身に染みて感じたと言っていました。

            でもその子はそこで負けませんでした。最後まで闘ってくれたのです。病気を抱えながらも稽古に参加し、本番までに治癒してくれ、無事に公演する事ができました!!

             

            今思えば、そこで呪いの半分は解かれたのかも。

             

            とはいえ油断禁物。以前に比べメンバーが大幅に変わり、月光をやりたいと言う声がチラホラ出始め、じゃあという事で月光を再度やる事にしましたが、最初のメインキャストのみの決起会では全員にこの台本が曰く付きである事を説明。
            半信半疑ながらも誰も笑わず真剣に受け止めてくれた結果、皆でお祓いに行く事がその日のうちに決定しました!!

            そして他の公演も近かった為、GWの1日を使って月光のメインキャスト以外にも数名参加。

             

            実際にはお祓いではなく、お参りに留まりましたが(^^)

             

            それでもやはり案の定2人のメインキャストがやめてしまいましたし、普段健康で体調崩さない人までもが体調を崩してしまいました。
            しかも結構長い期間。

             

            本当に今だからこそ書けるのですが、十夢の中ではかなり健康で病気知らずだと思われている私も、本番を終えるまでに2度、原因不明の病気で悩んでいました。

            ただ、風邪のように目に見て分かるような症状では無かったので、誰にもバレなかったけど(笑)
            やっぱり団長とはそういうもので無ければダメだと思うのですよね〜。
            具合の悪さをそう簡単には表に出すべきでは無いと思うのです(`_´)


            でも皆が体調を崩しながらも何とか本番の日が決まり、「よし!!9月に向けて頑張ろう!!」
            ・・・と思っていた矢先、ある事情により9月に公演が打てなくなってしまいました(・・;)

             

            メインキャストだけの個人練習の際、皆にその事を告げると当然の事ながらドヨーン(-_-;)としてしまいました。
            そして酷ですが、その日のうちに公演を中止にするか継続するかの確認を皆に取りました。
            今までの流れからするとやめる人が出てきてもおかしくなかったのですが、皆続けると言ってくれました。

            この日の帰り、皆が共通で思ったこと
            「この台本、半端なく呪われてる!」
            「お参りに行ったのに、結果がこれ!?」

            ・・・ま、そんなトラブルを乗り越え、いよいよ12月25日に本番が決まりました!

             

            本番会場は抽選会なのですが、土日連続で会場が使えたのはこの1枠しかないという恐ろしさ。
            どう考えてもお客様が来づらいですからね。
            でも、そのたった1枠を数団体の中から勝ち取った演出!

             

            お参りに行った時の神様はわたし達を見捨てたわけではなかったようです。
            今思えば、9月にはお客様に満足のいく公演をお見せすることはできなかったでしょう。
            きっと芸術の神様は「まだお前達には早い」と延期させたのかもしれません。

             

            そして12月の公演が無事終わり、曰く付き台本であることを忘れ、4月に再公演するという、ハチャメチャなわたし達ヽ(´▽`)/

            大変な事も多かったけど、この曰く付きの台本を、やっとまともに、無事2回もやれて、メインキャストは勿論のこと、今のメンバー皆に感謝なのです(//∇//)

             

             

            作品の事 | 21:01 | author 団長 | comments(0) | - |